【主婦経験談編】私が悩んだフローリング/床材のリフォームのポイント!

主婦経験談編

フローリング/床材のリフォームを考えた時、まず何から決めればいいの?安く済ませるには?でも失敗したくない!と悩む方も多いと思います。

今回は、フローリング/床材のリフォームを考えた時に知っておきたいポイントをご紹介したいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。

事前に確認すべきこと

フローリング/床材のリフォームをしたい!となった時は、実際に行動に移す前に、確認しておきたい・決めておきたい点がいくつかあります。

  • リフォームするタイミング
  • 業者依頼の場合とDIYの場合の違い

この二つの観点から、まずフローリング/床材のリフォームの方向性を考えてみましょう。

床材の張り替えの時期

床材の張り替えは、部屋の雰囲気を変えるためや家具に合わせた床材への変更など、いろいろなタイミングで変えることがあります。

他にも床材の劣化具合が気になって、そろそろ変えるべきか…ずっと住んで見ていると変化に気付かず、張り替えの時期は難しいです。

一つのポイントとして、床材の張り替えはのタイミングを、床の状態を確認してみましょう。

早めのメンテナンスが必要な場合】

  1. 床が凹んでいる
  2. ギシギシと音が鳴る
  3. 床が沈む
  4. 目立つ傷がある

メンテナンスの検討が必要な場合】

  1. 落ちない傷がある
  2. 色褪せている
  3. 家具に合わない色

床には劣化段階があります。その中で、現状の床がどのレベルか、気になった時に一度確認してみましょう。

もう一つのポイントとしては、一般的な床材の張り替え時期です。
一般的な床材の張り替え時期としては10〜15年程と言われています。

床材の種類別の耐用年数については、下記の通りです。

床材の種類耐用年数
無垢フローリング30年以上
複合フローリング10〜15年
クッションフロア10年
フロアタイル10年以上
畳ー畳表10年
  畳床20〜25年

床材の種類ごとの特徴は、後ほどご紹介します。

DIYと業者依頼の違い

自分でDIYする場合と業者へ依頼する場合、どちらが良いでしょうか。
両方の違いを表にまとめてみました。

DIYするの場合、費用がかなり安く抑えられる点はとても魅力的ですし、業者へ依頼する場合は、短時間で綺麗な仕上がりになる点も捨てがたいポイントです。

生活や予算など、優先順位を決めておくとよいでしょう。

自分でDIY業者へ依頼
費用面半額近く安くできる施工費がかかる
作業期間自分のペースでできる短期間でできる
仕上がり綺麗に仕上がるかわからない綺麗な仕上がり
道具や材料調達する必要がある準備の必要がない

また床の状況によっては、DIYでは難しい場合もあります。

【DIYが難しいとき】

  1. 湿気による腐食が発生している
  2. シロアリによる被害がある
  3. 床下構造の劣化
  4. 床下暖房がある場合

このような場合には床材だけでなく下地材なども、新しくする必要があります。
また床下暖房がある場合、床下暖房対応のフローリングの中から選ぶ必要があります。

床の構造は、家によって異なり、構造をしっかり理解して組み立てなければいけないため、上記のような症状が見られるときは、業者に依頼することをお勧めします。

またその目安として、先程まとめたメンテナンスの目安の中の【早めのメンテナンスが必要な場合】を参考にすると良いでしょう。

床材の種類や費用・リフォームの流れ

次は床材の種類・特徴をみてみましょう。

床材の種類特徴
無垢フローリング・天然木の一枚板
・木材の温かみ、調湿性、断熱性が特徴
複合フローリング・合板の上に薄い天然木の薄板や化粧シートを張り付けたもの
・無垢フローリングより種類が多く、さらに防音性や防火性など機能性も高い
クッションフロア・塩化ビニル樹脂でつくられたシート状の優れた柔らかい床材
・種類が多く安価でありビニール製のため水に強い、家具等の凹みがつきやすい
フロアタイル・石目や木目をリアルに再現した高級感のある床材
・強度がありクッションはないため、土足の玄関などに最適
タイルカーペット・ウールやアクリル、ナイロン素材などの織物になっている床材
・柔らかくクッション性があるが、ごみが絡みやすく、汚れが落ちにくい
・和紙製や正方形、カラー畳など、実は種類豊富で心地よく過ごせる床材
・断熱性、遮音性、調整性、夏は涼しく冬は暖かい日本の気候に合った床材

さらに床材のリフォーム方法には「張り替え」と「重ね張り」の2種類があります。
どちらにするかで、費用も変わってくるので、一緒にチェックしましょう。

リフォーム方法特徴
張り替え・古い床材をはがして新しく張り替える工法
・下地状態の確認も行える
重ね張り・今ある床材の上から新しい床材を重ねる工法
・簡単に部屋の雰囲気を変えられるため、床材によっては賃貸でも可能

重ね張りは、古い床材の処分費用がかからないので、その分少し安くなります。

また重ね張りは、新しい床材をサイズにカットして張っていくので、DIYでも可能そうですが、張り替えの方はどんな手順なのでしょうか。

次は業者に依頼する場合とDIYの場合の手順や費用相場を見ていきましょう。

業者の場合

【リフォームの手順】

  1. 見積もりを依頼する
  2. 現場の床状態を確認
  3. プランニング
  4. 内容が良ければ契約
  5. 工事をする
  6. 完了
  • 業者依頼の場合の費用相場
種類張り替え重ね張り
無垢フローリング12~21万9~18万
複合フローリング9~18万6~14万
クッションフロア4.5~10万4~5.5万
フロアタイル5.5~10万5~6.3万
タイルカーペット5.3~12万4.5~6.5万
畳ー新調7~20万
 ー表替え3~12万
 ー裏替え2~3万

DIYの場合

【張り替えの手順】

  1. 古い床材を剥がす
  2. 採寸する(部屋の大きさ・床材の厚さ)
  3. 新しい床材のカットする
  4. 1列目から配置する
  5. 2列目以降は隣とズラし同様に配置する

【重ね張りの手順】

  1. 床の上にあるほこりやゴミはしっかり除去する
  2. 採寸する(厚みに注意する)
  3. 新しい床材をカットする
  4. カットした床材を部屋に置いてみる
  5. サイズに問題なければ張り付ける
  • DIYの場合の費用相場
床材の種類費用の相場
フローリング張り替え:5万~
重ね張り:3.5万~
置くだけフローリング5万前後
シート状フローリング5万前後

リフォーム会社選びや床材選びのポイント

では、実際にリフォームを決めた際のポイントを押さえておきましょう。

リフォーム会社選び

【リフォーム会社の決めるポイント】

  • 満足度の高さ
  • 依頼内容が得意分野か
  • 下請け業者に丸投げしていないか
  • レスポンスが早いか
  • アフターフォローや保証の有無
  • 施工実績や資格の有無
人気大手リフォーム会社特徴
1. 新築そっくりさん・実績豊富な大手
・完全定価制システム
・設備保証(無償)
2. ヤマダホームズ・引き渡しまで同一担当者
・古民家リフォームも可能
・定期メンテナンス
3. 積水ハウスリフォーム・実績豊富な大手
・部分リフォーム多数
・延長保証(有料)

床材(メーカー)選び

床材選びも慎重に決める必要があります。
床は手や足で日頃から触れる機会も多いため、実際に触れて手触りや硬さを確かめてから決めると安心です。
また部屋の性質によっては、耐水性やお手入れのしやすさなど、性能にあった床材選びも大切なポイントです。

【床材を決める時のポイント】

  • 実際のサンプルを触る
  • 部屋の機能に応じた性能を持つか

  • フローリング
人気メーカー特徴
1. ウッドワン天然木の素材にこだわり、無垢材フローリングや、厚手の天然木板を使用した複合フローリングなどを揃っている。
2. パナソニック業界で初めて塗装に「抗菌/抗ウイルス/アレル物質抑制」剤を同時配合し、より清潔に配慮した空間を作れる。
3. リクシル建築廃材を再利用してつくられた「アースボード」を基材として、天然木が持つ質感を特殊技法でありのままに表現するのが特徴
  • クッションフロア
人気メーカー特徴
1. サンゲツ豊富なデザインで施工がしやすく、全商品、耐水性が抜群で油汚れに強く、メンテナンスも簡単で、機能性に優れている。
2. 東リクッションフロアの「CFシート-SD」では衝撃吸収性が認められており、遮音性・発音低減性が特徴的な床材。
3. シンコール「Ponleum」は人気のウッド調やストーン調をはじめ、オリジナル性の高いデザインパターンで幅広いラインナップを展開。
  • フロアタイル
人気メーカー特徴
1. 東リ印刷フィルムとエンボスによる、高度な意匠表現を実現する複層ビニル床タイルで、よりリアルなデザイン性が特徴。
2. サンゲツ組み合わせ自由で豊富なデザイン、丈夫で傷に強くお手入れが簡単。部屋の雰囲気や用途に合わせて選ぶことができる。
3. リリカラ表面のクリア層が0.4mmで厚みがあるため、摩耗に強いのが特徴。特殊コーティングで汚れが付きにくく、メンテナンスしやすい。
  • カーペット
人気メーカー特徴
1. 東リ家庭用で人気な「アタックシリーズ」は、置くだけでピタッと吸着してずれない特徴があり、安価でカラーバリエーションも豊富。
2. サンゲツ天然繊維のウール、耐久性・機能性に優れたナイロン、丈夫で摩擦に強い繊維のポリエステルと、幅広い種類を揃える。
3. スミノエ(住江織物)グッドデザイン商品、防炎性能合格商品、エコマークなどスミノエの環境対応決定版タイルカーペット「EX」は、CO2削減貢献率61%を実現し、全点エコマーク取得。

建築設計事務所の構造設計・市役所(建築職)の勤務を経て、建築好きな主婦の一人として、【実際に住んでみた!】【実際に働いてみた!】など、住宅のリアルで役立つ情報を発信。

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