【実際に住んでみた!】一人暮らしや二人暮らしの場合のピッタリな専有面積を解説!

実際に住んでみた

家探しの際にどのくらいの広さが必要か、悩んだことはありませんか?
私自身、初めての家賃を少しでも下げたい反面、この広さで荷物が収まるのか…!と悶々としていました。

賃貸を検索する際も実際の部屋の広さは間取りを一つ一つ確認しないとわかりません。
検索する段階で、自分に合った家の広さをピックアップすると、とても便利です。

今で私は引っ越しを何度も経験し、また元建築設計職にも経験があります。

この記事では、自分にぴったりの専用面積を知ることができ、今後の家探しをより簡単にすることができます!ぜひ最後までご覧ください。

専有面積とは?

専有面積とは、マンションやアパートなど共用部分が存在する住宅の場合、各所有者の専用部分を指します。

ざっくり説明すると、玄関のドア内側からベランダの窓の内側まで。
賃貸の物件情報にも必ず記載があります。

◯畳×1.62=平米数(〇〇㎡)で変換

専有面積は一般に〇〇㎡と記載がありますが、普段私たちは部屋の大きさを〇畳と表すため、ぱっと判断しにくいです。

【部屋の広さを平米数(〇〇㎡)に変換】

  • 6畳=9.72㎡
  • 8畳=12.96㎡
  • 10畳=16.2㎡

部屋の広さのイメージが難しかったら、ホテルを利用した際にも、その部屋の広さを参考にすることができます。

【ホテルの部屋の広さ】

  • シングルルーム=11~16㎡
  • ダブルルーム=15~20㎡
  • ツインルーム=18~24㎡

ですが、ホテルを利用する際は、荷物は最小限のため、少し狭くても案外過ごせてしまいます。
あくまで最低の広さであることを、念頭に置いておきましょう。

キッチン等水回りを含める

専有面積にはキッチンや洗面所、お風呂場などの水回りや玄関も含みます。
そのため、20㎡あるからといって、20㎡いっぱいに荷物を置けるわけでもありません。

賃貸の物件情報から実際の部屋の広さを確認する必要があります。
物件ごとにキッチンや洗面所の広さはそれぞれ違いますので、あくまで参考程度にご確認ください。

【部屋の広さ以外の面積】

  • キッチン=1.5畳
  • 洗面所=2畳
  • お風呂場=2畳
  • トイレ=0.5畳
  • 玄関=0.5畳
  • 各収納=0.5畳

ざっくりと合計で7畳=11.34㎡になります。

専有面積から約11.5㎡を引いた値が、部屋の広さの合計になります。

結局どのくらいの広さが必要だった?実体験をもとに解説!

では実際には、どれくらいの部屋の広さが必要でしょうか。

私自身の実体験をもとにお話しします。

一人暮らしの場合

一人暮らしの場合は、荷物が最低限の場合12㎡程度がボーダーと感じています。

荷物が最小限の場合に限りますが、それでも料理をある程度する方や趣味がある方は、少し生活を工夫する必要がありそうです。

私は料理が趣味でしたので、毎日ご飯を作ったりたまにお菓子を作ったりしたかったので、食器棚をカウンター型にし、まな板やチッチン用品を置くスペースを確保していました。

(ワンルームの物件だと、キッチンが極小のため。)

少し余裕が欲しい場合には、30〜35㎡あると随分マシになると思います。

二人暮らしの場合

二人暮らしの場合、最低限の広さの場合は、先程の一人暮らしの上限の広さになります。

実際に35㎡で二人暮らしをしてみましたが、荷物が少ない場合には、特に問題なく暮らすことが出来ます。

ですが、新しい空間が必要になった際(仕事スペースやペットを家族に迎えた際のペット用品置き場など)は、家具の配置を工夫する必要があります。

ある程度の広さが必要な場合は45〜50㎡あると良いでしょう。
このくらいの広さですと、2DK〜2LDK程度の広さがあります。

家にあるものが多いか少ないか、またライフプランも考量して自分に合った部屋を探してみましょう。

最後に

いかがだったでしょうか。

部屋の広さは、案外図面だけではわかりにくいものです。
玄関・水回りなどすべての含めた広さと、部屋の広さ(〇畳)と記載があるだけで、部屋の一辺の長さやそもそもどのくらいの広さかイメージがなかなかつきません。

まずは現在の部屋(全水回りと玄関を抜いたもの)の広さから、最低限の必要な広さを確認するようにしましょう。
条件に合い気に入ったお部屋を見つけても、そもそも家具や荷物が入らなければ、話になりません。
始めの段階で、部屋の広さの条件でソートをかければ、お部屋探しもぐっと効率が上がります。

次の手順としては、内見の時に最低限、大きな家具を置きたい部屋の辺の長さを測ると、お気に入りの家具の買い直しも防げます。

ぜひ効率よく、自分にピッタリな部屋探しをしてみましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

建築設計事務所の構造設計・市役所(建築職)の勤務を経て、建築好きな主婦の一人として、【実際に住んでみた!】【実際に働いてみた!】など、住宅のリアルで役立つ情報を発信。

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